Work Life Mix — Reworkの働き方
仕事と人生を、分けずに混ぜる。
育児中も、介護中も、家事をしながらも、仕事していい。
合同会社Reworkは「ワークライフミックス」という働き方を、制度ではなく文化として実践しています。
01What is Work Life Mix
ワークライフバランスは、仕事と人生を「分けて、釣り合わせる」考え方です。ワークライフミックスは、その境界線そのものを引かない働き方。仕事をしながら家事・育児・介護・趣味をしてよく、その逆もあり得ます。
仕事の時間と、生活の時間。どちらかを増やせば、どちらかが減る。だから「両立」には気合いと我慢が必要になり、人生の局面が変わった人から働けなくなっていきます。
洗濯機を回しながら資料を書く。通院の付き添いの前に打ち合わせを終える。休みの日に、気が向いて30分だけ手を動かす。1日のなかで仕事と生活が何度も入れ替わる——それを、わざわざ申請しない働き方です。
02Background
出産・育児で年間15万人、介護・看護で年間11万人。合わせて毎年26万人が仕事を辞めています。一方で、企業は「人手が足りない」と言う。働きたい人はいるのに、「決まった時間、決まった場所にいられる人」しか募集していないからです。
15万人
出産・育児で、仕事を辞める
1年間 / 過去5年間では70万人
11万人
介護・看護で、仕事を辞める
1年間 / 過去5年間では47万人
26万人
毎年、働く場所を手放している
人生の局面が変わった人から、働けなくなる
出典: 総務省「令和4年就業構造基本調査」結果の概要 p.26〜27(表8-2〜8-4)。離職理由別・過去1年間に前職を離職した者の数。
Who made it this way?
働きづらい世の中には、
誰がした?
本当に、その働き方しかできない?
変わったのは時代じゃない。周りの、許容する心。
働き方を変えるのは、制度でも、会社の規模でもありません。隣の人のはたらき方を、どこまで許せるか。ワークライフミックスは、働く人の話であると同時に、受け入れる側の話です。
03Practice — Already here.
これから始める制度ではありません。正社員1名・パート1名の小さな会社で、いま実際にこう運用しています。
パートは時給制なので打刻はあります。ただ「何時間働いたか」を評価や管理に使うことはありません。代表が勤怠を見て口を出すこともありません。
抱えている仕事の量と内容を見て、働く時間も休む日も本人が決めます。申請や許可の手続きはありません。休みの日に少し手を動かすのも、個人の判断です。
いまの従業員の子どもは中学生以上なので、実際に同伴する場面はありません。それでも「入ってきていい」と先に決めておく。これから必要になる人のための前提です。
月給制の正社員は、休みが多い月・実働が短い月でも給与を減らしません。見ているのは、積み上げた成果です。
04A Day
実際に働いている2人の、ある一日です。決められた時間割ではなく、それぞれが自分の生活に合わせて組み立てた結果、こうなっています。
Oさん
正社員バイト掛け持ち先での仕事。
出勤・朝礼
洗たくを回しながら経理猫にご飯。
お昼ご飯猫とお昼寝。
動画撮影
買い物
動画編集猫にご飯。
退勤
ご飯を食べながら動画チェック
Sさん
家事
出勤・朝礼
犬の病院
打合せ
退勤
晩ご飯を作りながら、AIを動かす
退勤したあとに手を動かす日もあれば、朝が早い日もあります。休みの日に作業する日も、平日に丸一日休む日もあります。どちらも個人の判断です。
仕事生活混ざっている時間
05Why it works
私たちの本業はAI研修・実装伴走です。自分たちの業務もAIで組み直し、生まれた余白にプライベートを混ぜています。精神論ではなく、順番の問題です。
労働時間を評価に使わないと決めたので、「長くいる人が偉い」が成立しません。短い時間で成果を出す人が、いちばん評価されます。
「育児中です」「介護中です」を隠さずに言える状態をつくる。受け入れる側が変わらないと文化になりません。だから私たちは、打ち合わせが始まる前に働き方を伝えています。その方法はこちら →
06Facts
働き方は、言葉にするだけなら簡単です。Reworkで実際に動いている事実を並べます。
2020年〜
創業時から、この働き方
あとから足した制度ではありません。会社が始まった日からこうです。
0件
勤務時間・休みの事前申請
調整するのは各自。申請書も、許可を取る手続きもありません。
0人
育児・介護を理由とした離職者
創業以来ゼロ。人生の局面が変わっても、働き続けられています。
※ 2026年10月時点。私たちは正社員1名・パート1名の小さな会社です。規模の話ではなく、文化の話としてお読みください。
07Voice
社内で聞いた、そのままの言葉です。
「時間の管理を自分に任せてもらえるので、とても働きやすいです。」
デスクワークなので、気分転換も兼ねて飲食店で掛け持ちもしています。仕事量に合わせて勤務時間を調整できるので、合間に病院や市役所の用事も済ませられる。何の我慢もせず、ストレスもなく、のびのびと働けています。
— Oさん / 正社員
「自分の大切にするものを、ちゃんと大切にできるのが嬉しい。」
とにかく自由度が高いです。家族の体調不良や、ペットの通院。そういうときに動けることが、ありがたいと思っています。
— Sさん
08Say it first
犬が吠えるかもしれない。猫が画面を横切るかもしれない。AIと一緒に進めている。——打ち合わせが始まる前に、画面が先に伝えてくれます。実際に従業員がオンライン会議で使っている背景です。
犬と一緒に働いてます
たまに映り込むことがあります
猫と働いています
ときどき画面に映り込むことがあります
AIと一緒に働いてます
AIを使っていることも、隠しません
謝るためでも、言い訳のためでもありません。先に言ってあれば、犬が吠えても、猫が横切っても、お互いに気を遣わずに済む。受け入れる側の気持ちを軽くするのは、先に言う側の仕事だと考えています。
09Checklist準備中
あなたの会社がワークライフミックスをどれだけ実践できているか、確かめるためのチェックリストを作成しています。制度を新しく作らなくても、今日から変えられる項目から並べる予定です。以下は検討中の項目の一部です。
そして、この文化は会社だけでも、働く人だけでも成立しません。お客様・取引先を含めた全員の目に、同時に入るものが必要です。オンラインでは会議の背景がその役割を果たしています。同じことをオフラインでもできるように、貼るだけで意思表示できるステッカーを準備しています。